2010/06/09(Wed) (第1293話) イクメンパパ |
寺さん |
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“最近では子育てを頑張る男性も多い。育児を積極的に手伝う男性を「イクメン」と呼ぶそうだ。とは言っても、どう赤ちゃんに接したらいいのか戸惑うパパもいる。また共働きが増え、おばあちゃんだけでなく、おじいちゃんにも面倒をみて欲しいという人も少なくない。「孫というのは、こんなにも可愛いものなのか」と授かった時には思うものだ。我が子の時にはあまり積極的ではなかったおじいちゃんも、その時の罪滅ぼしとばかりに育児に積極的に参加してくれる。 最近そんなお父さんやおじいちゃんに対して、色んな称号が与えられているという。赤ちゃんの扱い方がうまいパパは、「パティシエ」ならぬ「パパシエ」。おむつを手早く取りかえられるようになると、「ソムリエ」ならぬ「オムリエ」といった具合だ。おじいちゃんも孫をうまく取り扱えたら、祖父をもじって「ソフリエ」に。 こんな風に、片ひじを張らなくても育児に周りの人たちが協力してくれる。これが本当の男女共同参画の社会と言えるのかもしれない。頑張れ「イクメンパパ」。ソフリエがついてるぞ!”(5月25日付け朝日新聞)
宮崎市の産婦人科医・谷口さん(男・60)の投稿文です。人間、何のために生きているのだろう・・・・生まれたからには生を全うしたい・・・死にたくないから・・・人生を楽しみたいから・・・いろいろ言ってみるが、何かしっくりしない。勉強すれば先人の哲人がいろいろ教えてくれるだろうが、それでも簡単に納得できる問題ではない。 そうではあるが、ボクは一つの答えを簡単に言ってみる。人類の永続の中に今の自分がある。ここまで続いてきたものを自分で終わらせてならない。終わらせていいと思ったらそれは無責任、傲慢だ。それには次の世代を育てていかねばならない。自分は自分が生き、次の世代を育てるためにある。だから子育ては人生の大きな活動である。価値のある行動だ。男も女も国民そろって大いに携わろう。社会の見方もそのようになってきた。いろいろ楽しくなる知恵を使おう。そうなると谷口さんの文章が生きてくる。大問題を大上段に振り上げたが、時にはこんなことを考えるのもいいだろう。
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