2010/04/20(Tue) (第1269話) ハッピーニュース2009 |
寺さん |
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“新聞で見つけ、幸せになった記事へのコメントを募る「HAPPY NEWS2009」(日本新聞協会主催)の大賞に、中日新聞を読んだ愛知県豊田市の長谷川知子さん(35)が選ばれ、表彰式が五日、東京・内幸町の日本プレスセンター・ホールであった。 記事は今年二月十二日付の朝刊に掲載された「ヒッチハイクで春つかむ」。記事の中の母娘と、コメントの家族のやりとりが重なり合い、記事を読んだ時の感動が伝わると高く評価された。” そして、大賞になった長谷川さんの文である。 “たまたま、その日は私の誕生日でした。何気なく開いた新聞の一片。そこに載っていたのがこの[ヒッチハイクで春つかむ」でした。記事を読み進むうちに、感動の波が幾度となく私の心に打ち寄せ、読み終わるころには、涙と鼻水で顔面ぐちゃぐちゃに。 そんな私の姿を見て、「あれ? もしかしてお母さん、花粉症になっちやったの?」と中学一年生の娘。とんちんかんな娘の質問にもめげず、娘にも記事を読ませようと新聞を手渡すこと、三分後。「感動した〜!」と大きな声で叫びながら目を赤くした娘の姿がそこにはありました。 ぬくもりのある手で、人から人へと届けられる新聞。そんな思いや、希望を新聞に抱く私にとって、この記事を読めたこと、またこの記事を通して家族とのぬくもりを感じられる時間を過ごせたことは、私への最高のバースデープレゼントになったのでした。”(4月6日付け中日新聞)
記事からです。長い紹介文になりました。まずハッピーニュースという催し物が行われていることである。幸せな気分になった記事に感想文を書く、ボクの「話・話」と全く同じである。そしていい話を伝えると読んだ人は幸せな気分になる。場合によってはそのような行為をしようともなる。結果いい社会になる。これが「話・話」をしようと思った発想である。新聞は社会のアラを探すより、いい話を多く伝えてもらいたいと思う。するとボクのネタ探しの苦労も減ってくる。 「ヒッチハイクで春つかむ」はボクも感動した。いい話と思った。この記事を長谷川さんのような思いで読んだ人もあった。いろいろな人にいろいろな形で感動を与えたであろう。そして、ボクは2010年2月24日に「話・話」第1246話で紹介した。読んで頂いた方もあろう。改めて思いだして頂いた方もあろう。いい話は大切にして広めたいものだ。
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