2009/11/30(Mon) (第1205話) 毎朝の習慣 |
寺さん |
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“母は朝食の支度をしながらラジオを聞くのが習慣で、六時半になればラジオ体操が聞こえてくる。私もそれが聞こえてくると「起きる時間」だと体が覚えていた。 七時の時報が流れる前に身支度をし、七時のニュースとともに家族がそろい、お互いの顔を見ながら朝食をとっていた。ラジオが時間配分をしてくれているようで、忙しいながらも穏やかで充実した朝を過ごしていたように思う。 結婚し家を出てからすっかりそのことを忘れていたが、ふと思い出しラジオをつけてみた。それまでは時計をにらみながらバタバタしていたが、その日から不思議とスムーズに動けるようになり心にも余裕が出てきた。どうやら体はこの習慣を忘れていないようだ。 久しぶりに実家へ帰ると、結婚前と同じように朝はやはりラジオ体操が聞こえてくる。小さいころからこの習慣をつけてくれた母に私は感謝する。”(11月15日付け中日新聞)
愛知県半田市の主婦・小栗さん(26)の投稿文です。小栗さんのようにラジオ放送を時計代わりに、時間配分している家庭は多いのではないでしょうか。時計だとその場にいて見なければならないが、ラジオだとある程度の場所で聞くことができる。便利な訳である。テレビやインターネットがなくなっても、ラジオはなくならない気がする。 わが家も全く同じである。朝5時半にラジオが鳴るようにセットされている。私はそれを聞いて起きることにしているが・・・でも、ほとんどは鳴る前に起きてしまうが。その他も同じである。 小栗さんの文で私が注文をつけたいことは、ラジオ体操は聞くものでなく、するものだと言うことです。ボクがこのラジオ放送に合わせてラジオ体操をするようになってまだ1年半位ですので、あまり大きなことは言えませんが、でも聞くものではなくするものです。ボクはこの体操の効用を半年ばかりで実感しました。すでにこの「話・話」で書いたことですが、それまで秋口になると毎年肩の痛さに閉口していたが、昨年は全く感じませんでしたし、今年も感じていません。ラジオ体操は肩を良く動かしますから当然の気がします。それと、ボクは冬になると足が冷えて靴下を履いて寝ることも度々でしたが、昨年の冬は全くありませんでした。これはラジオ体操の効果とすぐには頷けませんが、ラジオ体操を始めた昨年からですから、因果関係がある気もします。今年の冬がどうなるか楽しみです。
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