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第15号  2005年7月

(第362話) 試みる 2005,7,31
 “   まず自分で試みなければならない。『試みる』ことは、
     『悟る』ということの初めだ。
          『飯倉だより』島崎藤村
 藤村は信州小諸にいたころ裏の畑を耕して野菜を作ったことがあった。自分でやってみて、近辺のプロの農家の耕地の整理のされ方の素晴らしさが分かり、「厳粛な念に打たれた」。いくら周辺に「手本」とすべきものがあっても、「手本」のよさを「悟る」には自分で「試みる」必要があるのだ。”(7月23日付け中日新聞)

 岡井隆さんの「けさのことば」からである。ここから紹介するのは初めてである。たくさんのいい言葉が紹介されてきたと思うが、なかなかここまでは目が届かない。
 「まずやってみる」これはボクの信条としてきたところであり、これは『試みる』と同じである。しかし、これには気力が必要である。再度立て直しだ。

(第361話) 世界自然遺産 2005,7,30
 “北海道の知床がユネスコの世界自然遺産に決まったが、単純に喜べない思いをした人も少なくなかったのではないか。先に遺産に登録された鹿児島県の屋久島や、青森・秋田両県の白神山地では、観光客の急増で汚染が懸念されている。
 世界遺産条約は、自然と文化を人類全体の宝物とし、損傷、破壊などの脅威から保護することをうたっている。日本政府が登録を推薦したと言うことは、損傷や破壊をしないと世界に約束したことになる。”(7月20日付け朝日新聞)

 知床の世界自然遺産登録から、増える観光客にどのように対応するかが今後の課題のような話が出ていて、地域活性化が目的なのか、何かおかしくないかと感じた。文化遺産なら観光客が増えることに問題ないかもしれないが、自然遺産となると、観光客とは相反することではなかろうか。そんな中、先日の東北旅行で白神山地へ行く機会を得、青池というきれいな池を見てきた。その時ガイドさんから、この道も登録されてから舗装されたと聞いて、ますます考えさせられている。

(第360話) どっちが若い? 2005,7,29
 “   (本日の一句)  自分の歳 発表できないなんてイヤ
 困るのが、ふたりの人がいて「どっちが若いと思いますか?」という質問。これは主に中年以降の男性がよくする質問なのだが、はっきり言って迷惑です! こっちを立てればあっちが立たぬ。どうしろっていうのでしょう。先日もこういう場に出くわし、わたしはすっかり困ってしまった。と、そこへ、すばらしい助け舟が出されたのである。わたしのそばにいた女性が、質問に質問で切り返した。
 「いちばん最初に買われたレコードってなんですか?」
 この質問はなかなか機転がきいている。最初に買ったレコードで年齢を当ててみます、という流れではあるのだが、実際にはそこから音楽の話題へとどんどん膨らんでいき、年齢のことはうやむやになっていったのである。”(7月17日付け中日新聞)

 中日新聞に毎日曜日に掲載されている益田ミリさんの「明日のことはわかりま川柳」からである。こんな川柳もあると言うことを知って欲しくて、前々からこの欄を紹介したいと思っていた。最近掲載されたものを数句紹介します。
傷ついた言葉を他人には向けない   (6月20日)
捨てながら生きていかねば重くなり  (7月4日)
母のグチを聞くほど大人になっていた (7月11日)

(第359話) お弁当 2005,7,28
 “社会人1年生の息子は、大学時代の一人暮らしの成果か、親の手を煩わせることが少ない。だが、お弁当だけは別だ。出番が来たとばかりに腕まくりをしていると、息子がニヤリと笑って言った。「『早弁』の考慮はしなくていいよ」。息子は高校時代、弁当は朝から計画的に食べ進め、昼休みにはなくなっていた。その関係で、かなりの詰め込み弁当にしていた。
 我が家にはもう一人、健康な食欲の持ち主がいる。娘は花も恥じらう年頃のはずなのに、ある日、学校の男友達に「オレの弁当を食べてくれ」と頼まれて、全部たいらげた。実は、彼は朝から体調が悪かった。「弁当の中身を残したまま帰ったら、作ってくれた母親にすまない」。そんな彼の優しい気持ちに胸を打たれて、娘も一肌脱いだという。空っぽの弁当箱の中にも、感謝と思いやりが詰まっているのだ。
 お弁当を作りながら思い出すのは、不登校の我が子を再び学校に送り出せるようになったと喜びの報告をしてきた友人の言葉だ。「毎朝お弁当を作れるって、幸せなことだよね」。家族が優しい気持ちを通わせることができる大切な営みなのだ。”(7月15日付け朝日新聞)

 刈谷市の藤井さん(51)の投稿文。ボクは学校給食のない時代に育ったから、高校まで12年間、粗末ながらも母親が弁当を作ってくれた。これだけでも母親に感謝をせねばなるまい。弁当一つにも、いろいろな思いがある。

(第358話) 万博ボランティア 2005,7,27
 “「いらっしゃいませ、ありがとうございました」・・・大声を出すのは学生のバイト以来。月1回、万博のボランティアをしています。いろんな質問を受けます。近くに公衆電話はありますか?ここを出るとタクシー乗り場がありますか?
 知りませんよ。私だって始めてこのゲートに来たのですから。ボランティアには私のような人がたくさんいます。1日の研修と1日の見学でぶっつけ本番。与えられた場所で、少しずつ覚え、教わり、学んでいくのです。
 でもみんな元気で、明るい。万博の一部になっているとの一体感。今日が終われば、会うことはないという一期一会。仲間との会話やスタッフとのやりとりを通し、楽しんでいます。
 こんなこともありました。会場で案内図を配っていると、若い女の子3人に写真をといわれました。私が3人を写すものと思ったら、万博記念に、私と一緒に撮りたいというのです。万博は、ただ歩いているだけでも面白いところです。まだの方も、1度来た方も、ぜひおいでください。”(7月15日付け朝日新聞)

 愛知県師勝町の高田さん(51)の投稿文です。ボクはまだ1日しかしていないが、全く書いてあるとおり。写真を撮る話しも同じ。ええっ?、と聞き返しましたよ。あと3回、何があるか楽しみだ。と言いながら、実は明日その日なのです。

(第357話) 未来の共有 2005,7,26
 “同窓会や戦友会など「過去」を共有する人たちの集いは、在りし日の自分を蘇らせ、活気をもたらす。しかし、同世代だけをそこに閉じこめ、異なる世代の人たちを遠ざけることになりかねない。「過去」の共有もさることながら「未来」の共有を心がけたい。
 例えば、生命保険会社の元支社長が川崎市内に開設した児童図書館などはその典型とも言えるもので、若い母親たちがボランティアとして積極的に協力している。主婦による研究グループ、成人学級講座、手作り人形劇などが盛んに催されてきた。「まさかこれ程多くの人たちと交流できるとは思いもよりませんでした」と、元支社長は語っていた。
 趣味活動であれ、地域活動であれ、自分たちの活動に「未来」の共有という要素があるのかどうか、確認しておきたい。”(7月14日付け毎日新聞)

 ノンフィクション作家・加藤仁氏の「ポスト定年プラン」からである。年を増してくると同窓会なども盛んになってくる。今まで行かなかった会にも、行ってみようかなと言う気になる。そこで、この文に頷くことになる。過去を懐かしむだけでなく、未来にも目を向ける。今年の同窓会でウォーキング会の実施を提案した。非常に意味のあることに思えてきた。どうしてもやりたくなってきた。

(第356話) 名古屋ブーム 2005,7,25
 “愛知万博開催や好調な経済を背景に、名古屋圏の動向や文化が注目される中、シンクタンクの(社)中部開発センターが12日発表したアンケート結果で、「名古屋ブーム」の実情や認知度が浮かび上がった。
 名古屋ブームの存在について、名古屋市に在住か通勤・通学する「地元」の人の9割、それ以外でも6割が「知っている」と回答した。ブームの今後に関しては、地元の人の47%が「一時的でいずれ下火になる」との見方を示したのに対して、地元の人以外の44%は「当分続く」と答え「一時的」の31%を上回った。良い意味で名古屋が注目される珍しい状況に、名古屋人が慎重になっていることが伺えた。”(7月13日付け毎日新聞)

 (第117話)「元気な名古屋」始め、名古屋についていろいろ紹介してきたが、この統計にこそ、まさしく名古屋が象徴されていると思ったので、くどいですが紹介した。ブームに浮かれない名古屋人、慎重、堅実・・・・何か名古屋ブームが当分続く気がしてきた。

(第355話) 捜し物の法則 2005,7,24
 “出勤間際の夫が、「どうしたんだろう?不思議だ」と言いながら棚の上や引き出しを探している。
 「今度は何なの?」と聞くと、「眼鏡」だと言う。眼鏡、鍵、財布の3つは夫の探し物の定番だ。昨夜、作業をしていた居間の低いテーブルの下を覗くと、ちゃんとあった。
 夫と30年一緒に暮らしてきた私には『探し物を見つける法則』がある。
 その1)冷静になる。できれば時間を置く。
 その2)「ある」と確信する。
 その3)行動パターンから推考する。(90%はある所にある)
 だが、このごろ、私自身も探し物をすることが増えてきた。2ヶ月前から行方不明のお気に入りのイヤリングが見つからない。『法則』にのっとって、どんなところからひょいと現れるか、楽しみに待つことにしよう。”(7月12日付け読売新聞)

 東京都の細谷さん(62)の投稿文。続いて夫婦の話。夫婦が何十年も過ごせば、それぞれの家庭にそれぞれの法則ができる、当たり前と言えば当たり前の話であるが、面白い。それにしても、我が家も探し物で大笑いすることが多くなったものだ。

(第354話) 君が手を振る 2005,7,21
 “彼女は最近知った。いつの間にか自分たち夫婦が町で少しばかり評判になっていることを。
 「毎朝、夫を駅まで送っているだけなのに」「車で?」と私。
 「いいえ。夫の帰りが遅くて夜は話す時間もない。朝、話しながら駅まで歩いて送るの。もう20年になるかな」「20年!」
 駅までの20分、毎朝仲良く語らいながら歩く夫婦は、バスや家の窓から注目されていたのだ。聞いてみた。
 「夫は手を振って改札に向かったりするの」「ええ、まあ」
 「ロマンチックね」「そんな雰囲気じゃ・・・」
 いいえ、おじさん・おばさん世代にとっては十分ロマンチックな朝の情景です。恋人みたいに話す、見送る、手を振る。大方の夫婦は全部欠けていますもん。”(7月10日付け中日新聞)

 もう度々の「おばさん事典」から。ボクの知人にもほとんどこれと同じ夫婦がいる。ボクんちは????・・・・毎朝、車庫から安全に車を出すのを誘導してくれて、見送ってくれる。ボクは手を振る・・・まあ、我が家は50点かな。

  (「話・話」を2日ばかり休みます)

(第353話) スイカの君 2005,7,20
 “今年もスイカの季節が巡ってきました。この時期になると、ある男性の淡くて切ない恋物語に、胸がきゅっと痛みます。
 終戦の翌年、20代の男性がスイカを2個携え、我が家を訪れました。対応に出た義母が聞くと、戦争中、20歳前後だった義姉が送った慰問袋を、戦地で受け取ったそうです。「生きて帰ったら、この女性をぜひもらい受けよう」。そう思い続けて無事復員し、ようやく訪ねてこられたのでしたが、義姉は終戦の8ヶ月前に、病気のため亡くなっておりました。
 以来、50年以上にわたって、お盆が近づくたび、ご自身が丹精して作られたスイカを届け続けてくださいました。お年を召されても、若いころと変わらず麦わら帽子をかぶって自転車に乗り、「仏さんに供えてくれなはれや」と律儀だったその方。私はひそかに「スイカの君」と呼んでおりました。その方も数年前、80代半ばで天国へ召されました。”(7月10日付け朝日新聞)

 天理市の村上さん(75)の投稿文。小説のようなこんな切ない恋もあるのだ。本当に人生は大切に生きていきたいものだ。

(第352話) 敗北を生かす 2005,7,19
 “2012年の五輪開催地にロンドンが選ばれた。翌日に同時爆破テロに襲われ冷や水を浴びせられたが、本命だったパリを破っての勝利だけに感激もひとしおのようだ。
 五輪誘致といえば、名古屋にも苦い記憶がある。圧勝という前評判さえあったのに、結果はソウルに大敗。このショックで名古屋はもう立ち直れない、とまで言われた。それが今やどうだろう。名古屋の「元気」の良さは全国にとどろき、テレビや雑誌が次々と取り上げている。
 「いや、五輪誘致に失敗したからこそ『元気印ナゴヤ』が生まれたんですよ」。我が編集局のD前経済部長の解説である。彼によると、もし誘致に成功して1988年に五輪を開催していれば、そのころはちょうどバブルの真っ最中。ナゴヤの土地はもっと値上がりしており、バブル崩壊で深手を負った企業が多かったに違いない。しかし、失敗したがためにバブルに踊らず、地道にもの作りに励んだ。それが「元気」をもたらした・・・。
 腹に落ちるではないか。敗北の逆風に耐え、それをバネに自らをひたすら培い続けた姿勢が、結果として逆風を追い風に変えたというのだ。”(7月9日付け中日新聞)

 中日新聞の新しい編集局長・加藤氏の文である。人生は(社会も同じだが)何が吉となり、何が凶となるかわからない。有頂天にならず、極端な落ち込みもせず、足元を見ながら地道に歩む。これが肝腎、ボクもナゴヤ人だ。

(第351話) 川ガキ 2005,7,18
 “川ガキ=絶滅危惧種。かつては日本全国どこの河川でも、魚などを追って水しぶきや笑い声を上げる姿が見られたが、現在、その姿を目にすることのはきわめてまれである。
 「川ガキ」とは、「川で遊ぶ子どもたち」のことだ。作家の立松和平さん(57)らがそう呼び始めた。今や日本でも珍しい「天然川ガキ」がいるのが岐阜県郡上市八幡町。放課後、ランドセルを置いた子どもたちは清流吉田川へ一直線に向かう。
 「天然」が少なくなった今、川ガキを「養成」する動きもある。国内外の川を旅するエッセイスト野田知佑さん(67)は、徳島県吉野川で「川ガキ養成講座」を01年から、毎年開いている。6月の講座には、京都の子どもを含めて30人が参加した。到着直後は不安げだった顔が、魚を前にすると一変する。自然に遊べば、これ程面白い場所を何としても復活させたいと思わざるを得ない。”(7月8日付け朝日新聞)

 川ガキが絶滅危惧種になった本当の理由はどこにあるのだろう。川が危険、汚い、塾や勉強が忙しい、室内ゲーム機が多くなった・・・・その結果が川ガキ以上の効果が出ていればいいが・・・・何か逆の気がする。
 ボクは昨年、グラウンドワーク活動で子どもたちと川で遊んだ。意義があると思った。

(第350話) 笑って健康 2005,7,17
 “子どもの無邪気な笑顔を見ていると、こっちまで楽しく優しい気持ちになります。子どもは1日に400回笑うと言われています。大人は平均15回だそうです。あなたは昨日何回笑いましたか?
 笑いは体によい変化をもたらします。笑うと脳の中のエンドルフィンという物質が出て、痛みを感じにくくします。慢性の痛み止めの使用量が減るそうです。免疫を担当するナチュラル・キラー細胞を活性化し、がんの発生や進行を止めるとも言われています。
 笑顔で向き合い努めて明るい気分を持ち続けるようにすると、自分も職場全体も明るくなります。ですから仲間の喜びを笑顔で分かち合いましょう。笑いを交換し合いながら心が軽く楽しくなっていくと思います。”(7月8日付け毎日新聞)

 日本IBM産業医・金子多香子さんの文です。(第88話)「笑いは心の養生」でも同じような話であった。考えずとも、笑いが体に悪いわけがない。孫と共に笑おう。

(第349話) 珠玉の時間 2005,7,16
 “定年退職してから19年間、学生生活を送ってきました。
 定年と同時に通信制高校に入学し、2年後に大学に進みました。英米の歴史や文化を学び、どの講義も興味津々でした。若い学友たちと出会い、卒業旅行は英国へ。シャーロット・ブロンテの小説「ジェイン・エア」を読んだ戦時下の女学生が、半世紀以上後にまさか「ヒースの丘」に立つことになるとは。
 その大学卒業後、さらに通信制大学へ。教室でのゼミや授業も楽しみながら、バイオリンなどの楽器にも挑戦中です。
 昭和20年の春でしたか、私は艦載機による機銃掃射を受けました。防空壕にはいると同時に、背中を撃たれたと感じました。しかし、一歩一秒の差が私を救ってくれました。6月には焼夷弾の雨が降り、我が家は全焼しましたが、私は無事でした。一歩一秒の差が運命を分け、私はその後の人生を歩むことになるのです。この珠玉の時間をいとおしみ、感謝せずにはいられません。”(7月7日付け朝日新聞)

 名古屋の山本さん(79)の投稿文。生かされた命と知ってみえるだけに、時間を、人生を大切にされているのだろう。凄い人生だ。勉学には全く怠惰になってきた自分だけに、考えさせられてしまう。

(第348話) 七夕様 2005,7,15
 “「今日は七夕様だよ」子どものころ、朝早く起こしてくれる母の声を聞き、眠い目をこすりながら、私たち姉妹は近くの畑に走って行ったものだ。
 母からは「芋の葉っぱの上にたまった夜露を、すずりに集めて墨をすり、その墨で七夕の短冊に文字を書くと、願い事もかなうし、字も上達するんだよ」と教えられていた。
 私の背丈よりも大きく伸びた芋の葉をそっとのぞき込むと、「あるある」。朝日を浴びてきらきらとかがやく夜露の玉は、まるで真珠のように光っていて、このまま宝石箱にしまっておきたい気持ちになった。
 健康なまま還暦を過ぎた私も、かわいい孫娘に子どものころの懐かしい思い出話をしながら、一緒に短冊に願い事を書きたいと思っている。”(7月7日付け読売新聞)

 東京都の小野さん(62)の投稿文。七夕様にはいろいろな話があるものだ。そして、こうして語れるものがあることは、ありがたいことだ。ボクにもいろいろあるが、今の子どもたちにあるだろうか。
 今年はボクも久しぶりに短冊に願いことを書いた・・・・万博会場で。願い事は?????。

(第347話) 残酷で恥ずかしい無知 2005,7,14
 “天皇、皇后両陛下がサイパンへ慰霊の旅に出かけられた。私は、10年以上も前に職場の先輩たちとサイパン旅行に行った。美しい海で泳ぎ、おいしいものを食べて、ゴルフをして、免税店でお買い物。極めつけは、「バンザイ・クリフ」で4人で万歳をして写真を撮った。
 ニュースで、「バンザイ・クリフ」は、追いつめられた人々が「天皇陛下ばんざい」といって身を投げた場所だと初めて知った。何も知らなかったとはいえ、私たちの行動はとんでもなことだったと胸が痛む。以前、戦争があったところとは聞いていたが、日本人がどのような状況だったか、全く知らなかった。無知ほど残酷で恥ずかしいものはないと、つくづく思った。
 今年の夏は、家族で沖縄旅行に行く。沖縄も戦場だったころがある。サイパン旅行のときの反省も含め、子どもたちと戦争の話をしながら、平和への感謝と祈りを捧げてこようと思う。”(7月7日付け毎日新聞)

 さいたま市の主婦・清水さん(34)の投稿文である。事例は違っても、ボクたちも知らずに残酷なことをしていることが多々あろう。言うほどに容易いことではないが、見聞を広めて謙虚に・・・・。清水さんは正直で勇気のある方だ。

(第346話) 10円玉 2005,7,13
 “歩道の片隅に茶色の瓶のふたのようなものをみつけた。10円硬貨だ。私は目の前の人々の様子をうかがった。中には、10円玉に目をやる女の子もいたが、何の反応もない男女が何人もいた。私は困った。3m歩いて10円玉を拾う勇気がない。
 子どものころを思い出した。夕方になると近所の神社に紙芝居屋が現れた。薄いせんべいに水飴をはさんだお菓子が食べたくて、母からもらった10円玉を握って走った。
 青春のころ、恋をした。大学の帰り道、電話ボックスに飛び込んで電話をかけようとするが、財布がない。急いで家に帰り、財布を握ってたばこ屋の赤い電話に走った。
 代官山の街の中で、私は10円硬貨を拾うと交差点の角にある交番に向かった。”(7月7日付け朝日新聞)

 タレントで作家のうつみ宮土理さんの文。10円玉が1000円札以上にものをいうときがある。さてこの場合、拾うか・・・。交番に届けるほどでも、猫ばばするほどの額でもない。だから手が出ない。うつみさんは立派だ、それだけ10円玉の思いが強いのだ。

(第345話) 1%の仕掛け 2005,7,12
 “あなたが納める市民税の1%を、どう使うかを決めてください・・・・。
 今年4月、こんな制度を日本で初めてスタートさせたのが、千葉県市川市だ。市内のNPOや住民団体の中から、支援したい組織を一つ選んで市に申請すると、補助金として届けられる。
 81団体が受け皿に名乗りを上げ、「清き1%を」と呼びかけた。少年野球教室から介護予防、子育て支援、ミュージカル公演と手がける分野はさまざまだ。人口46万人の市民税は総額ざっと300億円。1%でも3億円だ。住民の行政参加の画期的な試みである。 注目の最終結果が、6月下旬に公表された。送り先を指定したのは、5557人、全納税者の2.5%、金額にすると、約1340万円だった。
 来年度からは、納税していない住民の意向も反映させる策を設ける。ハンガリーで生まれた制度は、改良を加えられ、地域に根付こうとしている。”(7月4日付け朝日新聞)

 これからの地域作りは、NPO団体等をいかに活用していくかが大きな鍵と思う。私も少し関係しているからわかるが、NPO団体が最も苦しいのは、資金作りである。かけ声だけではダメである。ここを如何に上手に支援していくのか、これも鍵である。いろいろな方策に期待したい。

(第344話) 一矢を報いる 2005,7,11
 “山手線の車中、3人がけのシートに私だけが座っていた。そこへ杖をついたご老人が隣に座ろうとした瞬間、彼を突き飛ばすようにして親子が座ってしまう。彼はバランスを失ってよろめく。それを受け止め、自分の席に座らせた私は、30代くらいの母親に「この方が怪我でもしたらどうするんです」と文句を言う。母親は完全無視だ。子供も平気な顔。いやはや何とも。
 ご老人は「母親の行動は子供の手本。困りましたね」と嫌みを言うが、また完全無視。そのうち寝たふりだ。バカバカバカ!こういう図太い神経につける薬はないものか。
 何駅か過ぎたとき、いきなりそのご老人が叫んだ。寝たふりがほんとに寝てしまった母親に向かって「あっ、池袋だ!」と。
 母親はハッとして起き、子供を引っ張ってあわてて下車。池袋は次の駅である。
 「いえね、子供の定期に池袋って書いてあったから」。そう言って彼はニヤリ。意地悪爺さんの趣で愉快と言えば愉快。「一矢を報いる」、ご老人はずっとその策を思案していたのだろう。その心中を思うと、かわいいやら切ないやら・・・・。”(7月2日付け毎日新聞)

 フリーライター・六笠由香子さんの「おばさんの逆襲」からである。いや、おじさんの逆襲であるが・・・。まあ、時にはこんな話もいかがでしょうか。

(第343話) 万博待ち時間 2005,7,10
 “愛知万博は会期の半分を経過したが、多くのパビリオンで待ち時間が3時間を超えるような状況だ。それはどうしようもないことなのだろうか。整理券の出し方を工夫すれば待ち時間を30分以内にできるはずだ。
 どうするかというと、開場1時間後から30分間隔の整理券を用意し、開場早々から来場者に希望時間の整理券を渡すのである。整理券の配布方法に細かい調整は必要だが、暑い中を何時間も待たせるのは健康上問題だし、来場者の貴重な時間を浪費させることは、博覧会協会の運営者の恥とさえ言えよう。万博に限らずいくつもの人気会場がある催しでは、主催者は来場者の待ち時間を最小にすることが最低限のサービスである。”(7月4日付け朝日新聞)

 名古屋市の早瀬さん(63)の投稿文。ボクはもう9回も万博に行きながら、並ぶのがいやで入っていない人気館がいくつもある。そんなところに入らなくても、十分楽しめると思っているからでもあるが・・・。しかし、この投稿文を読みながら、まだ改良する余地はあると思った。そして、昨日の新聞に日立館がこの提案に似た手法を取り入れるようである。どこまで改善できるかは分からないが、少なくとも今よりはよくなると思う。関係者のさらなる工夫を期待したい。

(第342話) 日向水 2005,7,9
 “私が少年だった大正時代の農村は疲弊し、百姓は貧乏のどん底であえいでいました。衣食住のほとんどが自給で、だれもが貧しかったのです。
 「貧乏の極まるところ日向水(ひなたみず)」。我流の拙句に夏の季語、日向水が出てきて、昔の生活がよみがえりました。風呂を沸かす薪を倹約し、たらいや手おけなどに水を張り、天日で温めて風呂水にしたのです。
 しかも、私の家では隣と3軒、もやい風呂の当番制でした。当時はどこも大家族。20人あまりが同じ五右衛門風呂のバケツ4,5杯の湯に浴したわけです。暗い風呂場のしまい風呂の汚水。想像しただけでぞっとします。”(6月30日付け朝日新聞)

 愛知県三好町の広瀬さん(85)の投稿文です。ボクも水道が引ける昭和30年頃まで、全くこれと同じ生活をしていた。本当に最後の方の湯はどうなっていたのだろう。暗くて何も見えないから入っていたのだろうが・・・それでも不満でなかったし、病気にもならなかった。ただ懐かしくての紹介であるが、この文から何が伝えられるのだろうか。

(第341話) 生前葬祭 2005,7,8
 “「生前葬祭」と申しましても、お葬式をするのではなく、これまでに私を支えてくださった方々に感謝の気持ちとお礼を申し上げる宴です。ご案内を差し上げたところ、70人の皆様にお集まりいただきました。
 「人生1回、新たなもう1歩」と司会者の言葉で私の生前葬祭と古希を祝う宴は始まりました。知人からは琵琶の弾き語り「別れの盃」を。孫からは「家のばあちゃんは、友だちみたいな存在です。たくさんの友だちに囲まれて幸せ者です。これからも仲良くしてあげてください」。
 ありがとうの言葉も声が詰まった。いろいろな意見や反対もありましたが、生あるうちに皆様にお会いでき、楽しい語らいもできました。やってよかった生前葬祭でした。”(6月29日付け中日新聞)

 愛知県瀬戸市の製陶業・島倉照子さん(71)の投稿文。奇抜なことをする人がいるものだ。でも、死んでからいくら来ていただいても、自分からお礼を言うことはできない、語ることもできない。検討に値する企画だ。しかし、いつ行えばいいのだろう、これが一番問題のような気がする。

(第340話) 森は海の恋人 2005,7,7
 “「豊かな海は、森がはぐくむ」という発想から宮城県気仙沼湾の漁民たちが1989年からは始めた植林活動。60年代、気仙沼湾で赤潮プランクトンが異常発生し、カキなどに大きな被害が出た。同湾に注ぐ大川の汚れが原因だった。被害を受けた宮城県唐桑町の漁業・畠山重篤さん(61)が仲間70人と「牡蠣の森を慕う会」を結成し、大川源流の室根山にコナラなど200本を植えたのが始まり。上流の広葉樹の森から流れ出る養分を含んだ清流が海中の植物プランクトンを育て、それを食べて大きく育つのがカキ。だから海にとって森は、大切な恋人・・・というわけだ。教科書にも取り上げられ、活動は全国に広まった。”(6月29日付け毎日新聞)

 この運動を知ったのは数年前、名称にひかれてなんだろうと思って読んだ。本当に山や森は荒れてきている。すべて経済と押しつけてきたつけが来た。折しも「自然の叡智」をテーマにした愛知万博の開催中。自然の叡智を学び、それを生かす道を知らねばならない。小さな一地方の運動が、今では全国200カ所以上で行われているという。人間の叡智も活発に活かしていかねばならない。

(第339話) 感性 2005,7,6
 “ある航空会社の人に聞いた話。重度の身体障害のため、40年間、世話を続けた息子さんが亡くなり、両親が寂しくて旅をするとき、いつも息子さんの写真を持っていった。ある空の旅の時、富士山がとてもきれいに見えたので、息子にも見せたいと写真を取りだし、窓際に置いた。その時、飲み物のサービスの時間となり、二人はジュースを注文した。スチュワーデスが二人にジュースを渡してから、さらにもう一つのコップにジュースを入れ、「お写真の方にもどうぞ」といって差し出したというのである。
 航空会社の新人教育の際、最も効果が上がるのは、このような実話を話すことだという。さまざまな思いを持って人は飛行機に乗り、レストランで食事をする。人の思いに敏感であることはサービス業の基本である。豊かな感性が要求される世界だ。
 「感性」の研究をしている友人が「感性には3つの要素がある」と言っていた。違いに気づき、心を動かされ、行動する、という3つだ。”(6月28日付け中日新聞)

 第243話「出会い」でも、同じような話を紹介した。この時もスチュワーデスの対応であった。感性か・・・・一朝一夕で養われるものではない。本人の努力(気遣い)と環境か・・・・。

(第338話) 師弟の出会い 2005,7,5
 “ヘレン・ケラー誕生は125年前の今日だ。サリバン先生という優れた指導者が、彼女を「言葉の森」へ導いたことはよく知られている。師弟の出会いが、未知の高みへと続くドアーを開けた。
 旭化成陸上部にいた、22歳の宮原美佐子さんを本格的なマラソンの世界に導いたのは、宗茂・前総監督だった。当時、宮原さんは思うように記録が伸びず、引退を考えていた。宗さんは練習方法を根本的に改め、長い距離をゆっくりと、好きなだけ走らせることにした。1年後、見違えるように力がついてきた。「子どもに得意科目ばかり勉強させ、まず自信を持たせる。そんな練習方法だったのですね」と宮原さんは振り返る。
 そして1988年、日本人女性として初めて2時間30分の壁を破り、ソウルオリンピック代表にもなった。後に宗さんは「人間の可能性のすごさを教えられた」と書いている。”(6月27日付け読売新聞)

 人の出会いが人生を大きく左右する話は多い。というより、人は多かれ少なかれそんな出会いを繰り返してきている。皆さんにはどんな出会いがあったのでしょう。

(第337話) 俗人 2005,7,4
 “ある日、「俗人」という言葉を「新明解国語辞典」(第4版・三省堂)で引いたら、その衝撃的な解釈のおもしろさに、おじさんはぶっ飛んだ。そのまま引用する。
 【@高遠な理想を持たず、すべての人を金持ちと貧乏人、知名な人とそうではない人とに分け、自分は何とかして前者になりたいと、そればかりを人生の目標にして暮らす(努力する)人。(後略)】
 今年改訂された同辞書の第6版にはこうある。【@(高遠な理想を実現させるためにはすべてを犠牲にしても惜しくはないなどといった考えは持たず)世間的な立身出世にあこがれたり、自分の家族の幸福を願ったりして生きる、ごくありふれた常識感覚を身につけている人。(後略)】
 というわけで、おじさんはこの辞書を酒場に持ち込み、酒のサカナにして大いに盛り上がった。辞書がおつまみとは俗人のくせに、なんて「高尚な趣味」であることか。”(6月26日付け中日新聞)

 エッセイスト・飛鳥圭介氏の「おじさん図鑑」からである。他の辞書と比べてみたが、この辞書はなかなか味な解釈を書いている。何かボクは俗人にも達しない気がしてきた。

(第336話) 森を感じる 2005,7,3
 “クールビズには冷房温度を抑える省エネの狙いがあるが、もちろん猛暑対策として万全というわけではない。緑陰も恋しくなる。緑を増やし、冷房の室内から飛び出しなくなるような、涼しげな都市づくりも進めたいものだ。
 信州大学農学部教授の伊藤さんは「みずみずしく成長し、風に揺れ、緑陰をつくる樹木と日常的に接触することは、現代人の無機的な人間関係と人々の意識との間に潤いを取り戻させる」と書いている。森に入ったら写真撮影や植物観察といった目的意識はなくし、まず深呼吸して、足の裏から地面を感じてみる。皮膚に風を感じてみる。身近に適当な森がないのは残念だが、伊藤さんが勧める、このような時間を持つことも、現代人には必要なのだろう。”(6月26日付け読売新聞)

 第224話始め、似たような文をもう何度も紹介している。ボク自身重要と感じているからである。先日、万博長久手会場の森林体感ゾーンで、一人しばらく寝転がり目をつぶっていた。風を感じ、鳥の声を聞き、快い時間であった。こんなこといつ以来かな、と思った。

(第335話) 読めて幸せ 2005,7,2
 “国立オーストラリア大学の研究員をしていたころ、英国人の研究員が、「私が英国人でよかったと思うときがあって、それはシェイクスピアをそのまま英語で読むときです」というのを聞いたことがあります。また、モスクワで、「チェホフの書いたロシア語を、そのままロシア語で読めるのが、私たちの幸せです」と語った俳優さんにも会いました。なるほど、そうか。翻訳のシェイクスピアやチェホフでは、作品の筋や意味は理解できても、わたしたちは、英語やロシア語そのものの表現の豊かさやおもしろさとは、やはり縁遠いのか。そう考えて少し気落ちしたことはたしかでした。けれども、立場を換えると、日本語のわからない人たちに、源氏や芭蕉や近松や黙阿弥の日本語表現の豊かさやおもしろさをそのまま感じとってもらうことは難しい。
 そんなことがあって、もちろん非力ではあっても、日本語として豊かでおもしろいものを書こうと思うようになりました。”(6月26日付け読売新聞)

 日本ペンクラブ会長の井上ひさしの文である。こうしたことを幸せと感じられる感性を持つ人の何と幸せなことか。それにしても、源氏や芭蕉や近松や黙阿弥を原文で読める日本人はどのくらいあるだろうか。ボクは日本語のわからない日本人だ。

(第334話) 3つの「ひ・が」 2005,7,1
 “日本ではなぜ、社会のさまざまな場面で指導的地位につく女性が少ないのか、とよく聞かれる。家庭と仕事に両立支援の遅れ等々、政策面で指摘すべきことは多く、改善は急務だが、同時に女性たちは、3つの「ひ」で乗り越えて!と思う。
 まず「ひるまない」こと。自分はそんな器ではないと思いこまずに、勇気を持って新たな地位に挑戦して欲しい。互いに「ひがまない」。ましてや決して「(足を)ひっぱらない」。指導的地位にいる人も、それを目指す人も、サポートする人も、この社会ではまだまだみな逆境にあるという大局観をもって連帯して前進していかなければならない。小状況ではなく、日本女性の前進という大状況において温かく支え合う意識が大切だ。
 同時に、過渡期を生きる女性は、その使命感や気負いからついさまざまな面で歯を食いしばりすぎてしまう。そこで3つの「が」。まず「がんばりすぎない」で、リラックスした人間関係を心得たい。また、困難な状況のなかで「がまんしすぎない」。そして変化する社会の中で決して「がんこすぎない」。”(6月22日付け日本経済新聞)

 上智大学法学部の最初の女性の講師、助教授、教授となり、特命全権大使も努められた猪口邦子さんの文。世界各国で女性指導者が目につく現在、やはり日本の政策に欠けた部分があるのだろう。しかし、この3つの「ひ」「が」は女性に限らないと思う。


悠澪 > 試みる:何事も自分でやってみないとよさや大変さはわかりません。臆病な私は、やってみたいことはたくさんあっても、なかなか一歩を踏み出せませんが、勇気を振り絞って踏み出した時には、うまくいったときはもちろん、たとえうまくいかなくても、いい経験になり、多少なりとも知識を得てやってよかったと思います。 (2005/07/31 23:16:45)
悠澪 > 世界自然遺産:年々、あちこちの自然が壊されていく中、知床が世界自然遺産に決まったとニュースで聞いたときは、これで知床の自然は守られると喜びましたが、逆に、観光客が増えて汚染されたり、道路を舗装したりしているとは・・・ 矛盾を感じます。マナーの悪い観光客には憤りを覚えます。 (2005/07/31 21:00:55)
悠澪 > どっちが若い?:こんな質問や「いくつに見える?」といった質問には、若く見られたい反面精神的には歳相応に見られたいという思いがあるのではないでしょうか。 他人との交流の中で感じたことを作句できていいですね。こんな川柳は、素朴で素直で、誰の心にもすっと入っていくのではないでしょうか。 (2005/07/31 20:56:37)
悠澪 > お弁当:我が家の三姉妹と夫も、お弁当箱はいつも空っぽでしたが、感謝と思いやりの気持ちが詰まっていたのでしょうか。思春期の頃一番手を焼いた次女にはいまだに弁当を作っていますが、粗末でワンパターンのおかずにも不満を漏らさず、時折「お母さんにはいつも感謝しとるよ。お弁当、一回も休んだことないね。」と言ってくれるようになりました。 (2005/07/31 20:46:40)
ハイブリッジ > 世界自然遺産 : 皆さん勿論ご承知でしょうがあえて、世界遺産には文化と自然とがある、またその両方を兼ね備えた遺産もある。自然はそのままの自然を残すことが命題である。観光客で汚染されたり、道が舗装されたりなどの自然破壊が生じることは問題だ。これは訪れる方の課題なのか、指定されたのを契機に旅行会社などがツアーを組み誰でも参加することが課題なのか、ご当地の村おこし・町おこしが課題なのか、論じる点は多々有ると思う。日本では数少ない指定地なので自然保護並びに“自然の叡智”についての再認識を願う。 (2005/07/31 07:34:48)
ハイブリッジ > どっちが若い?: 川柳を読めない小生でも、このような句はニュアンスが解かる。「捨てながら生きていかねば重くなり」を取上げてみる。両親は7回忌を終えたので時効として事例にだそう。亡くなった時、当然かも知れぬが父より母が多くの持ち物を残した。何故こんなものまで必要と考えたのだろうと首をかしげる物が多々あった。家内と我々は軽くしていこうと会話したものだが、実際には過去1年間使ったことが無いものが沢山保管されている。処分しても何ら支障を来たさぬと思うが、所詮は踏ん切りの問題?「恥」と同じように「物」もドンドン捨てて身軽になりたいものだ。 (2005/07/30 16:44:03)
ハイブリッジ > お弁当 : 小生も高校生まで母親が弁当を作ってくれた。それは時々学校で出される「脱脂粉乳」の給食よりはるかに旨かった。当時は誰一人として食べ残して帰る学友はいなかった。と言うよりそれを食べなければ食べるものが無かった。現代の飽食と好き嫌いを比較、食べ物を粗末にしてはいけない、そんなことを・・・歳かな。 (2005/07/30 16:43:42)
ハイブリッジ > 万博ボランティア : 小生もその一人として若干補足しておきます。まず事前の講習会は「ボランティアとは」が中心で、5回あるいは10回(小生はこちら)受講した。万博会場見学(開場前)は1回〜2回、現在は会場内が不案内な方に研修として会場内を見学できるシステムがある。ボランティアの内容を一部列挙してみる。・リニモ駅周辺からの案内や障害者の同行・会場外ゲート前で入場前の案内・全期間入場券への写真添付・ペットの一時預かり・車椅子の貸出・ベビーカーの貸出・返却受取り清掃・会場案内図の配布・質問対応・外国語での案内・ゴミ分別のサポート・会場内巡回による案内や非常時対応・障害者の同行補助・などなど多岐に渡っている。ボランティア全員にこれらを周知徹底するのは至難の業です。基本は「来場者へのおもてなし」であり、その日に担当する分野を各自で工夫しながら取組む姿勢が必要です。また、このボランティア活動は万博の為の一過性で無く、その後の活動へつなげることが重要な課題です。 (2005/07/28 08:46:21)
ともちん > 万博ボランティア:寺さん、明日はお天気が良さそうですね。暑さ対策を万全にして下さいね。ボランティアの方は一回の研修で本番なんて大変ですね。一生懸命ボランティアされている人を見ると、元気が出てきます。 (2005/07/28 00:02:52)
ハイブリッジ > 未来の共有 : 一つの事例、年賀状。「過去」を共有している方とのやり取りが減らない。1年前にこの傾向を「未来」と言えば大げさだが、今後共有しようとする方へシフトしようと、「過去」の方20名へ発送しなかった。先方からの賀状を受けとれば、もちろん後付で発送した。今年はどうしようかと迷ったが結局復活してしまった。「過去」(遠方の方)より「未来」を重視したいのだが、上手くシフトしない。何か妙案は有りませんか? (2005/07/27 17:44:57)
ともちん > 未来の共有:同世代とのお付き合いだけでは生活して行けないし、色々な世代の人のお話は刺激になります。いつも「話・話」で皆さんの大人の意見を目にすると、自分の未熟さを痛感します。 (2005/07/26 22:44:47)
悠澪 > 未来の共有:“話・話”も未来の共有では? 同窓会でのウォーキング大会のご成功をお祈りしています。 (2005/07/26 21:57:07)
ともちん > 名古屋ブーム…ブームは去っても名古屋は名古屋です。今のまま、いや着実に成長して行き、そしてまた将来さらに大きい名古屋ブームが来るに違いありません。 (2005/07/26 00:07:32)
悠澪 > 名古屋ブーム:名古屋は日本のおへそ、現在ほどの派手さはありませんでしたが、東京・大阪についで名古屋の文化は常に人目を引いていたと、田舎者の私には思えます。現在のような派手なブームが消えたとしても、名古屋ブームは永久に不滅です。 (2005/07/25 22:45:18)
ハイブリッジ > 名古屋ブーム :簡単に一言。是非,太く長く続けたいものです。 (2005/07/25 20:02:24)
ハイブリッジ > 捜し物の法則 : 我家の法則は自分のものは自分で管理する。小生の法則を強いて挙げると、常時使用しているものは「置き場所を固定する」例えばメガネは3ヶ所、鍵・財布は1ヶ所など。次に忙しくてもまずは固定した場所に置いてから次の行動を起こす。 課題はたまに使う(利用する)ものだ。時々整理して従来の置場から別の場所へ変えると、必要時に出てこない? これは今後更に深刻になってくると思う。整理しても重要なものは「固定した場所」に置くことを法則にしたい。 (2005/07/25 07:26:51)
悠澪 > 捜し物の法則:我が家にも法則があるのだろうか。夫は自分のことは自分でするし、私が仕事に追われている時は料理もしてくれ、手の掛からない人なので意識したことはないが、あるとすれば“自分のことは自分でする”が法則かもしれない。探し物もあまり探してあげたことがない。 (2005/07/24 22:43:30)
ともちん > ハイブリッジさん、ピンチヒッターお疲れ様です。宮下騎手の快挙は新聞で拝見しました。男性の中で頑張る彼女は人一倍の努力をされたに違いありません。また亡くなったおじいさんに大切にされていたからご本人も頑張られたのではないのでしょうか。素晴らしいと思います。 (2005/07/24 21:30:07)
悠澪 > 瞳に映る351の喜び:競馬のことは何も分かりませんが、男性と女性とでは体力も気持ちの持ちようも違いますから、男性と同じ土俵で男性に引けをとらないように勝負して結果を残すことは、他人にはわからない大変な努力と精神力だと思います。 (2005/07/23 21:31:52)
ハイブリッジ > 瞳に映る351の喜び:ピンチヒッター第二弾 『名古屋競馬所属の宮下騎手(28)が18日、名古屋競馬場で女性騎手の日本新記録となる351勝目を達成した。先行してゴールでは七馬身差の楽な展開。「強い馬に乗せてもらったおかげ。プレッシャーもあったが気持ち良く乗れた」とレースを振返った。宮下騎手が馬と触れ合うきっかけを作った祖父清春さんは昨年死去。宮下騎手は「おじいちゃんも天国で喜んでくれていると思う。・・・」1995年10月に初騎乗、初勝利は同月24日。名古屋競馬では唯一の女性騎手として活躍している。・・・』−中日新聞 7/19− 女性があらゆる分野で活躍しているのはあたり前であるが、男性と同じ土俵で勝負する世界の厳しさは並大抵ではないだろう。ゴルフとか卓球で若い女性の活躍が目立つがそれは女性同士の世界。天分と相性があるのだろうが舞台裏での苦労も多々有ったと思う。引続いての活躍を期待する。 (2005/07/23 07:30:51)
悠澪 > 読書:我が娘も、下二人は全くと言ってよいほど本を読みません。小さい頃は読み聞かせをしていたのですが・・・ かく言う私も、子どもができてからは読書から遠のき、現在は目が悪いのを理由に読んでいません。結局は言い訳なのですね。親がもっと読書する姿を見せていたら、感性豊かな娘になっていたかもしれませんね。 (2005/07/22 21:46:30)
ハイブリッジ > 読書 : 寺さんバカンス休養日にてピンチヒッター。文字数が限られているので上手く伝えられないかも知れない。『学生時代、友人の一人が「いま面白い本を読んでいる」と得意げに言ったことがある。漱石の「坊ちゃん」だった。 「秀才」の彼がそれまで「坊ちゃん」を知らなかったことに仲間は唖然とした。が、読みだけましか。・・・。そんな傾向を軌を一にするような国語力低下も指摘されている。だから本を読まないけない。・・・。休日の図書館では親子の姿もよく見る。大人が漱石や鴎外といった書籍に近づいて親しむのも、子を読書に誘うきっかけになるだろう。−中日春秋・7/22−』 時間が無いとか、眼が悪くて読めないとか、何らかの事由をつけては読書から離れている。字が書けない、パソコンの仮名漢字変換の弊害と言う前に、読書を見直すことが重要・・・。 (2005/07/22 19:35:56)
悠澪 > ともちんさんお帰りなさい。悠澪です。私は日本を出たことがないので、アメリカの様子を教えてくださいね。 (2005/07/21 23:59:13)
悠澪 > 君が手を振る:この御夫婦は町の人々の羨望の的なのですね。まるで新婚さんのようです。結婚して20年以上も経てば“大方の夫婦は全部欠けていますもん”です。ウチでは、見送る、手を振るはまずまずですが、二人とも口数が少なく、趣味も違うので話が・・・ (2005/07/21 23:43:35)
ハイブリッジ > ともちんへ 暑い名古屋へお帰りなさい。気温だけでなくあらゆるものが熱く燃えています。やけどをしないようゆっくりと慣らしてください。 (2005/07/21 20:04:31)
ハイブリッジ > 君が手を振る : 2日ばかり休みます・・・。 50点プラスα のためにごゆっくりと・・・。 (2005/07/21 19:39:18)
ともちん > おひさしぶりです、ともちんです。無事に日本・名古屋に帰りました。話・話コーナーを長期間お休みしてしまい、すみませんでした。今日からまた参加させていただきますので宜しくお願いいたします。「君が手を振る」…毎朝駅まで歩いているこのご夫妻は、20年間みんなの注目の的だったのが分かる気がします。お二人を見かけないと、「今日は会社おやすみかしら」とか「病気かしら」とみんな気になったに違いありません。意外なところで人から見られているものなので、常に緊張感が必要ですね。 (2005/7/21/9:5:44)
ハイブリッジ > スイカの君 : 純粋で一途な心の持ち方だ。現代ではどうだろう?何割の方がこのことを理解するだろう。携帯電話のメールでやり取り、人前でもかまわない振る舞いなど、とてもついていけない世界が多くなってきた。 (2005/7/21/7:58:22)
ハイブリッジ > 敗北を生かす : 冷静な解説。 愛・地球博もこの一端を担い、成功している。 (2005/7/21/7:57:57)
悠澪 > スイカの君:お義姉さまもスイカの君さまも心のきれいな方だったのでしょうね。現代には、時間に追われ社会の仕組に流されて、こういう純朴な人は少ないようです。寂しいですね。 (2005/7/20/22:6:48)
悠澪 > 敗北を生かす:調子の良い時は有頂天になりがちですが、人生山あり谷あり、永久に続くわけではないので有頂天にならないように気をつけなければ。そして、失敗してもめげずに、その失敗を元にやり直すしたたかさを身に着けたいです。 (2005/7/19/22:55:4)
ハイブリッジ > 川ガキ : 立松さんらしい呼び方だ。川に牡蠣が生存していたかな?・・・。絶滅危惧種;環境汚染と教育汚染の影響か。東大や京大教授の見解「最近の学生は学力が低下している」との評価だが・・・。 (2005/7/19/9:58:52)
悠澪 > 川ガキ:川・海・山などの自然の中での遊びは危険と隣り合わせですが、親は勇気をもって子どもたちを自然の中で遊ばせるべきです。遊びながら、学校では学べない多くのことを、生物や植物の生態や危険なこと安全なことなどを学ぶことができます。こうやって覚えたことは、楽しい思い出と共に生涯忘れないでしょう。そして何より、心身ともに健康に育つと思います。 (2005/7/18/21:51:46)
悠澪 > 笑って健康:明るくてよく笑う人に悪い人はいないようです。笑いは体だけでなく心も健康にしてくれるようです。私は残念ながら笑いが少ないので、もっと笑って場を明るくするように努力しなければ… 自分自身のためにも (2005/7/18/21:11:9)
ハイブリッジ > 笑って健康 : 88話でコメントしたかも知れませんが忘れたので?ナチュラル・キラー細胞の活性化を研究しているグループのモニターになったことがある。会場へ到着すると即採血。その後1時間ぐらい落語を聞いた後に、2度目の採血。エンドルフィンの変化を測定するものである。2週間後にグラフで表示された(エントリー者7名)資料が送られてきた。小生も人並み(平均値)にエンドルフィンが増加していた。喜怒哀楽をはっきりと表す方が変化が大きいのか、笑いを真剣にやる方が変化が大きいのか?そのグラフだけでは判断できなかったが、笑う時は大いに笑う姿勢がポイントだと感じたものだ。 (2005/7/18/19:0:19)
ハイブリッジ > 珠玉の時間 :これだけ時間(人生)を大切にされる方が見えるとは。凄いとは思うが見習うことが出来ない。時間に流されており、これも一つの人生だと考えている。 (2005/7/18/18:59:55)
悠澪 > 珠玉の時間:生きるとはこういうことかと教えられました。命と時間を大切にして、何でもいい、好きな事、自分を生かせるものに努力し続けることなんせすね。死が訪れた時、満ち足りた気持ちで感謝して死ぬことができれば幸せだと思います。 (2005/7/17/23:32:31)
悠澪 > 七夕様:子どもたちに楽しい思い出をたくさん残してあげたくて、正月・節分・ひな祭り・七夕・クリスマス等々、我が家なりに行事をしてきましたが、何か心に残るものがあったでしょうか。ぎすぎすした世の中だからこそ、素朴でほのぼのとした行事を広め残していきたいものですね。 (2005/7/16/23:37:33)
ハイブリッジ > 七夕様 : 小生が子供の頃は、父が近隣から竹一本切ってきた。兄弟で短冊一束(50枚〜)に願いや想いを書く。紙縒り(こより)は半紙を細長に切って自分らで作るが、うまく巻けない。母が巻くように細く硬くならないのだ。それでも何とか巻き上げて(ぶよぶよでピンとしない)短冊に通し糊付けしてササにくくり付けた。家族の団欒のひと時と将来への夢を語り合える機会だった。現在は、まず家庭で行うことは少無い。幼稚園か小学校で、あるいは老人ホームなど集団で行うことにシフトしている。愛・地球博会場バイオラングの四角の塔の飾りつけは見事であった。 (2005/7/16/7:5:45)
修行ランナー > 万博待ち時間:私も万博へは10回ほど出かけたが、いまだに人気の企業館には入っていない。それより万博は外国を知る絶好の機会であるし、外国人と話し合ういいチャンスだと思っているから、せっせと外国館へ足を運び、スタッフたちと会話を楽しんでいる。万博万歳。 (2005/7/15/21:25:57)
ハイブリッジ > 1%の仕掛け : 市民参加型の行政、NPOや住民団体を支援する仕掛け、住民の目を意識した意義あることで発展を期待する。このような仕掛けには先駆者(国)がいる。ヨーロッパ地域を中心として先行した文化や行政改革が見られる。JAPANの場合、良いと思われる改革に住民がどれだけ反応を見せるかが課題だと思う。 (2005/7/13/18:38:28)
悠澪 > 1%の仕掛け:送り先を指定したのが2.5%とは寂しいですね。1%といえども馬鹿にならない金額ですから、せっかくの制度を無駄にしないで、送り先を指定してほしいものですね。 (2005/7/12/21:18:8)
ハイブリッジ > 一矢を報いる :「あはっはっ…」を老人へ。「人間の資格がある?…これが生きた教育か?…」を母親へ。小生がもしこの老人であった場合、あるいは六笠さんだった場合、どのような態度をとっただろう…。少し外れて、電車の乗降で気になることがある。駅に着き扉が開く、降りる方が優先なはずなのに、降りないうちに乗って来る方がみえる。小生が降りる時は、わざと身体を左右に揺らして乗れないような行動をとっている。今後はウイットに富んだ言動やら行動を考えたい(瞬間のことで難しい面があるが)。 (2005/7/12/20:7:1)
悠澪 > 一矢を報いる:信じられないお話ですね。その母親は恥ずかしくないのでしょうか。核家族になり、その上、マイルーム・マイテレビ・マイ電話と現代人は自由気儘な生活をして、ゆずりあいや思いやりというものを知らずに大人になっていくのですね。日本はどうなるのでしょう。 (2005/7/11/22:38:24)
ハイブリッジ > 万博待ち時間 : 誰しもが問題点と認識しているが、それぞれの考えで対応してきた。例えばインターネットで1ケ月先の予約を取る(通常に操作したのでは取れない?)。開場即入場して当日予約を取る。この予約が取れない方は、各々の価値観で待つか待たないかを決め、覚悟して待つ方が結構見える。真夏と夏休みに向かい主催者側の改善策が出始めた。ボランティアとしても来場者サービスの改善を喜んでいる。一方、来場者は人気パビリオンに集中するのではなく万国博覧会の意義を見直し見学して欲しいものだ。 (2005/7/11/7:13:1)
悠澪 > 万博待ち時間:遠方の人は、そう何度も来場することができませんので、来場した時にできるだけ多くを見たいでしょうから、待ち時間を最小限にする努力は必要だと思います。 (2005/7/10/21:17:41)
悠澪 > 日向水:昔の人は倹約を余儀なくされていたのですね。現在の人は恵まれすぎて感謝の気持ちも忘れかけ、とても贅沢だと思いました。 (2005/7/10/20:53:46)
ハイブリッジ > 日向水 : この当時は「スギ花粉症」や「アトピー皮膚炎」などの現代病は無かった。つまり、日常の生活の中にばい菌があり、免疫力を高めこれらの病原菌を寄せ付け無かったそうだ。現在は泥んこ遊び?お菓子が下に落ちると拾って食べるな?外で遊んで家に帰ると即「手を洗いなさい」?あらゆる場で清潔を強いられる。これでは免疫が付かないとある医学博士は申されている。また「口の中と排尿したてとはどちらがばい菌が多いでしょう?」と質問されたらどう答えますか・・・。暗い風呂場のしまい風呂の汚水、今でこそ気にするが、医学的に解明すると「免疫を高めたことでしょう」と推測します。 (2005/7/9/18:56:29)
悠澪 > 生前葬祭:噂には聞いていましたが、実際にしているかたが居られるのですね。行う時期は、還暦・古希・喜寿などもいいかもしれませんが、銀婚式や金婚式などにご夫婦そろってされるのもいいかもしれませんね。 (2005/7/8/21:56:32)
ハイブリッジ > 生前葬祭 : 斬新なアイディアだ。周囲の反対論を退けて盛況裡に儀式を終え、その喜びを更に広く紹介されている。小生もPPKで、葬儀は密葬かつ自然葬を望んでいる。PPKは思うようにならないかも知れないが、密葬・自然葬はメモ(遺言などの大層なものではない)に残しておけば何とかなる・・・。その前に一儀式、検討したいもの。 (2005/7/8/20:13:57)
ハイブリッジ > 森は海の恋人 : 注目するタイトル、内容を知ればピッタリ。何年後に成果が出るのか判らないような地道な活動が全国に広がっている。今回の愛・地球博、海上の森の一部は残されたが、万博会場の施設やアクセスとしての道路が整備された。多数の来場者を招く上では必要な設備や道である。しかし、これにより自然はどれだけ破壊されたのだろう。このバランスが難しい。答えが出るのは孫の世代か? (2005/7/8/7:24:21)
ハイブリッジ > 感性 : ボランティア活動にもサービス業と同様の感性が必要だと思う。「違いに気づき、心を動かされ、行動する」再度肝に銘じたい。 (2005/7/8/7:22:57)
悠澪 > 森は海の恋人:森はすばらしい。きれいな空気を作り、海を育み、地球温暖化に歯止めを掛ける。もっと森が増えると良いですね。 (2005/7/7/22:25:24)
悠澪 > 感性:素敵なお話ですね。常に周りを見渡し、気配りをしていなければ、そして、何より思いやりがなければできないことです。私も、いつもぼーっとしていないで、感性を養う努力をしなければ… (2005/7/6/21:41:11)
悠澪 > 師弟の出会い:ターニング・ポイントとなる人に出合っても気付かづに今日まで来たのでしょうか、私を変えてくれたというような人は思い当たりません。できるだけ多くの人と出会うことが、人間形成や社会勉強につながるということですね。自分を向上させてくれる人にいつ、どこで出合うかわかりませんから。 (2005/7/5/22:30:49)
ハイブリッジ > 森を感じる : 先だってこの7月初旬に森林浴を感じるコースをウオーキングした。梅雨の合間に心地よい自然を満喫する贅沢を味わった。家へ帰る気がしなくなるほど、快適なひと時を過ごし、「自然の叡智」を大切にしたいと改めて痛感した。 (2005/7/5/19:7:25)
ハイブリッジ > 読めて幸せ 、俗人 : 古典が読めれば幸せな日本人、読めなければ俗人。 小生は残念ながら読めない、不幸な日本人なのか? 読む努力もしていない俗人なのか?・・・。 (2005/7/5/19:6:33)
悠澪 > 俗人:古いものばかりですが、我が家にある辞書(岩波・旺文社2冊・角川・大修館)を引いてみました。これらに比べると三省堂の辞書は俗人を傷つけないようにやんわりと説明しているように思います。ちょっと的が外れてますね、すみません。 (2005/7/4/22:49:26)
悠澪 > 森を感じる:滅多にできませんが、森林浴は大大大好きです。森の中にいるとくよくよ悩んでいることが、つまらない小さなことに思えてきます。身も心も洗われるように思います。 (2005/7/3/21:58:17)
悠澪 > 読めて幸せ:日本語表現の豊かさやおもしろさを、特に俳句や短歌などの小詩文は外国語に訳すのは困難だと思っていましたが、考えてみると当然のことなのでしょうが、各国の人が母国の名作は外国語に訳すのが困難だと思っているのですね。それぞれに母国語と母国の名作を愛しているのだと改めて感じました。恥ずかしながら私も日本語が読めません。 (2005/7/3/21:42:38)
悠澪 > 3つの「ひ・が」:日本でも指導的地位につく女性はかなり増えてきたと思いますが、世界的に見るとまだまだ少ないのですか。指導的地位を目指すのもいいのですが、もう少し家庭にも目を向けて、子どもたちの心が病むことのないように愛情あふれる母親になる努力も必要に思います。3つの「ひ」「が」は老若男女・立場を問わずいえることだと思います。 (2005/7/3/21:20:58)
悠澪 > 趣味は草むしり:少し早起きして草取りをすると、空気はすがすがしくて涼しいし、鳥は一日の内で一番きれいな声でさえずるし、心地よくてリフレッシュできます。草の陰や石の下・土の中を住まいにしている小さな虫たちは、住まいを荒らされてあわてたように右往左往する、その姿を眺めながら「ごめんね、君たちにとって私は天災? 私は大地震?」などと思ったり、同じ種類の草でも生えている場所によって色が違う(土や砂利などの色に似せたカタバミなど)ものを見たり、地の下に根を張り巡らしている草や、地にべったりと張り付いてつまみにくい草を見ると、みんな一生懸命に生きているんだ、子孫を絶やさないように頑張っているんだと、感じ入っています。 (2005/7/2/0:31:8)
ハイブリッジ > 趣味は草むしり : 我家の狭い庭にも雑草が生える。家内はたまには草むしりしたら・・・と言うが中々腰が上がらない。しかたなく家内が草むしりするが、終わった時はすっきりした顔をしている。この投稿を見て、これも趣味かなと感じた次第(口に出しては聞かない、何口か帰ってくるから・・・)。 (2005/7/1/6:57:22)
ハイブリッジ > 1年1回 :「・・・農業ってそういうもんなんだわ」職業観から来るものか、性格からくるものか、地道に継続して取組むまれる姿勢・・・小生には出来ないこと。 (2005/7/1/6:57:0)


川柳&ウォーク