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八幡神社の甘酒祭と狛犬
(愛知県一宮市丹陽町重吉)
甘酒祭 (一宮市指定無形文化財)
八幡神社の祭礼。毎年10月第4日曜日に行われる。
身を清めた裸男たちが桶に入った甘酒と強飯を境内にまき散らしたり、
見物客に振る舞ったりする。その甘酒と強飯をいただくと悪病・災難を
免れると言われている。
元々彫りが浅いのか、それとも風化したのか、いかにも古いという感じを受ける。
天明6年(1785年)のもの、今まで見たものでは一番古いものである。
一番奥まった本殿の前に、雨を避けるかのように置かれている。
古いだけに大切にされているのだろうか。